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2008年6月24日火曜日

全般性不安障害(GAD)とはどんな病気?

何が不安なのか、はっきりした対象や原因もなく、漠然とした不安感にさいなまれます。身の回りのいろいろなことがきになり、次々と不安材料がでてきたりします。

また「将来、事故や犯罪にあい、不幸になるかもしれない」など、根拠もないことに大きな不安を感じ、ふらつきや動悸、呼吸困難といった身体症状が伴うこともあります。

内科などで心電図などの詳しい検査を受けても異常はありません。

原因ははっきりわかりませんが、ストレスの蓄積から、いつのまにか発症しているケースも少なくないようです。

症状について

いろいろなことに対する、ありもしない不安や悲観的な予測が漠然と続き、なんとなく落ち着かずソワソワしたり、イライラしたりします。

呼吸が苦しい感じや、動悸、頻脈、口渇、冷や汗、めまいや震えなどの症状が続きます。

こうした症状が毎日続くため、ひとりになるのが怖くて、常に家族と一緒にいようとしたり、仕事も手につかなくなるなど、生活面にも支障が現れます。

「理由のない不安」が続くようなら、早めに精神科を受診するようにしましょう。

周囲の人の対応

周囲の人は、できるだけ楽しい話をしたり、患者さんの好きな音楽を聴いたり、趣味を共にするなどして、上手に対処してあげましょう。